齋藤順 Biography

 
Mr.Bassman! 齋藤順
音楽家・コントラバス奏者ベーシスト


幼少の頃よりピアノやヴァイオリン、チェロを習い、15歳から江口朝彦氏にコントラバスを師事。
高校時代は「朝日ジュニアオーケストラ」に入団。
並行してロックバンドで数々のアマチュアコンテストに優勝するなど、すでにマルチプレイヤーの頭角を現わす。
東京芸術大学器楽科入学後、本格的にクラシック奏者を目指しルートヴィッヒ・シュトライヒャー氏にも師事。

大学卒業後にポピュラー音楽の演奏活動も開始。
中西俊博、フェビアン・レザ・パネらと共に「アルゼンチン・コンチネンタルタンゴ」のCDをリリースするなど、タンゴブームの火付け役となる。
その一方、古澤巌、葉加瀬太郎らと伝説のジプシーバンド「ヴィンヤード・シアター」を結成しライブ活動を行う。

小津安二郎映画の作曲者であった父親「齋藤高順」の影響を受け、作曲・ピアノアレンジ・ストリングスアレンジなども多数手掛ける。

現在、スタジオミュージシャンとして年間百本を超えるセッションをこなしながら、服部克久、羽田健太郎、久石譲、富貴晴美、宗次郎、coba、米良美一、川井郁子、古川展生、広田智之、ジャー・パンファン、杉田二郎、芳野藤丸、福山雅治、松原健之、波戸崎操、レディオサイエンス 他のユニットに参加。
読響、都響、東響、東フィル、日フィル、新日フィル 他のオーケストラにもゲストソロプレイヤーとして参加するなど、その音楽性は多彩である。

さらに、「東京ヴィヴァルディ合奏団」に10年間在籍、東京音楽大学附属高校で後進の指導にあたるなど、クラシック奏者としての顔も持っている。

「ベースが目立ってどこが悪い!?」をキャッチフレーズに、1st アルバム「BLACK BASS」(2008年)を始め4枚のCDをリリース。
コントラバス奏者がフロントに立ちメロディを奏でる異色のソロ活動を開始し、新境地を開拓。

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